埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1734
■ 種類 学会発表
■ タイトル 2013年1月に北京市、上海市で採取したPM2.5、PM1の特徴
■ 著者 米持真一    埼玉県環境科学国際センター
  X. Chen  中国環境科学研究院
  P. Miao  中国環境科学研究院
  S. Lu  上海大学
王効挙    埼玉県環境科学国際センター
梅沢夏実    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2013
■ 誌名・巻・号・年 第54回大気環境学会年会、平成25年9月19日
■ 抄録・要旨  2013年1月、北京市等の中国都市部で広範囲かつ深刻なPM2.5汚染が発生した。このとき、我々は共同観測を北京市内で実施していたことから、フィルター上に捕集したPM2.5およびPM1を得ることができ、水溶性イオンおよび金属元素成分の分析を行った。  得られた試料から求めたPM2.5質量濃度は、米国大使館がツィッター上に公表している測定値から求めた質量濃度とほぼ一致していた。また、PM1/PM2.5は0.95以上であった。  NO3-/SO42-比から、硫黄分を多く含む燃料の燃焼が示唆され、またAs/V比が高いこと、加須のPM2.5と比べてAs、Cd、Pbが特に多く含まれていたことから、石炭の燃焼による影響が強く示唆された。
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